3/29 Sexy Zone Spring Tour Sexy Second @大阪城ホール
29日が今回のツアー初参戦でした。このツアーの特徴は、ストーリー(宇宙の様々な星を旅していく)があり、曲がその流れに沿っていること。雰囲気が異なるシングル曲やアルバム曲が、無理なく流れとして収まっていると思いました。メインステージに置かれた、宇宙を旅するための「真っ赤な車」もストーリー性を持たせるアイコンとして一役買っています。プロローグとエンディングのナレーション(マリウスくんの英語!)により旅の始まりと終わりが明確になっているので、なんとなーくですが一つの物語を読んだような気分になります。
そして、「5人で見せる」ことが上達したように思います。昨年のコンサートよりもずっとずっと、パフォーマンスを見る楽しさが増しました。特にアルバム曲はフォーメーションが凝っているものが多く、惹きつけられる箇所がたくさんありました。私が一番好きなのは「Be Free」。ステージにはメンバーカラーのジャケットを着た5人だけ。ソロパートの部分では他の4人がちょっと離れて踊ることで歌うメンバーを際立たせたり、フォーメーションを崩さずステージを横断したり。正面から見ると一列に並んでいるようでも微妙にジグザグになっていたりなど、フォーメーションの面白さがあり、かっこよさと一体感を出せていたと思います。
ピンクスーツ(NOTTVCM衣装)での「ぶつかっちゃうよ」から、黒い衣装に着替えての「IF YOU WANNA DANCE」「Ghost〜君は幻〜」の流れは特に盛り上がりました。
「ぶつかっちゃうよ」は車のセットの上で歌うのですが、Aメロで下3人がボンネットの上で歌い、後ろでふまけんが盛り上げている図が新鮮でしたし、なんだか参観日みたいで可愛かったです。サビはヲタ芸のような振りで、5人はとにかくぶっ壊れてました。お客さんも盛り上がってましたが、ステージ上の5人以上に壊れてた人はいないに違いない!ってぐらいには激しい動きで見てて楽しかったです。
「ぶつかっちゃうよ」の後の、美勇人くん・嶺亜くん・高橋海人くんのコントも、のほほーんとして好きでした。特に高橋海人くんのふわっふわ加減!ステージ上であの力の抜け具合は才能ですね。
「IF YOU WANNA DANCE」では、キュートな衣装から一転、黒を基調にしたクールな衣装に。この時のマリウスくんの衣装がすごく好きなんです。白のフード(被って登場)に、黒のジャケット・パンツ・ブーツ。ジャケット裾には黒レースのティアードが付いていて、ストリートっぽい雰囲気もありつつ優雅な感じ。フードの先が何故かほんのり尖っていて、なんだかワルになりきれてない感じもマリウスくんっぽい。「IF YOU WANNA DANCE」は、次の「Ghost」につなげるため、少し変更が入ってオバケをイメージした振付に。健人くんとマリウスくんのマリオネットダンスが大好きだったのでなくなって残念ですが、今の身長ではちょっと変になっちゃうのかも…。その代わり?サビで健マリが前列で踊る時があります。勝利くんセンターで、健人くんの後ろに聡くん、マリウスくんの後ろに風磨くん。ふまけん、聡マリそれぞれのシンメは絶対的だと思いますが、こういう変化も楽しめるようになってきたなーと感慨深い。
「Ghost〜君は幻〜」曲始まりは5人が固まるようにステージ真ん中にいて、パッと同じタイミングで5方向に分かれるんですが、上から見ていてキレイに五角形を作れていて感心しました。寝転がってのダンスもあり、客席からは悲鳴が上がってました。すごく妖艶で目を見張りました。「Oh no Baby you are my ghost」で、マリウスくんがステージの後ろの方からモデル歩きでやってくるところが、優雅で堂々としてて好きです。
堂々としてるといえば、マリウスくんの「Paraiso」。この曲にはいろいろとびっくりしました。マリウスくんのソロ(と言っていいですか)だし、澄みきった美しい歌声、伸びやかなハイトーン、すらりとしていて儚げで、でも揺るぎないマリウスくんの佇まい…。ピンと伸びた背筋、きちんと揃えられた脚、発光しているような肌、キラキラした瞳、あの光景は忘れられません。
MCなど印象的だったところ。
コンサートグッズの5色に光るペンライトを使って、曲に合わせて色を変える、というお客さん参加型の試みが。勝利くんがレクチャーしてくれます。
ペンライト綺麗ですねー、と会場を見まわした後、
勝利「赤色がちょっと少ないかな?」
と可愛く苦情を言う勝利くん。レクチャー前に一度お客さんにペンライトを消してもらうのですが、
勝利「ちょっと点いてるなあ!」
と軽く怒ったりも。感情表現が上手くなったね…。白のグランドピアノと共に健人くんが登場し、
健人「好きって伝えるのって、本当難しいと思うんだ」
と唐突に。
健人「苦いような、甘いような、もどかしい気持ち…。みんな、Sexy Zoneのこと好き?」
客「好きー!」
健人「Sexy Zoneのこと、愛してる?」
客「愛してるー!」
健人「俺も愛してる」
客\キャー!/
この一連のラブホリワールドを驚いたような呆れてるような顔で見ている勝利くんがツボでした。
せっかく大阪にいるんだから、MCは関西弁でしゃべろうというマリウスくんに、
健人「分かりましたですたい」(4人ともスルー)
風磨「マリウス関西弁しゃべれてないじゃん」
マリ「違うの、神戸弁なの」
健人「ヴィッセル神戸弁?」(4人ともスルー)
風磨「イントネーションが変」
マリ「そうなんかな」
この後も「ヴィッセル弁」とか言ってたのに総スルー。誰か…誰か突っ込んであげて…。
5人全員でカウコンに出られるのはいつだろうね、という話。
マリ「4年後は2020(トゥエンティートゥエンティー)だから…」
勝利「違うでしょ?足し算の問題ですスミマセン!」
とマリウスくんの前にずいっと出てきて、お客さんに謝ってくれる勝利くん。
聡「銀の匙は隣のお姉さんと号泣!仮面ティーチャーは"はっしょう"だった(両手を頭の上でバタバタ)」
「はっしょう!?発狂だろ」と突っ込む一同に、
聡「まちがえちゃった(ハート)」
マリ「僕も銀の匙は"ごうなき"だった」
再び、「ごうなき!?」となる一同。
勝利「号泣ね!国語の問題ですスミマセン!」
と再びマリウスくんの前で謝る勝利くん。
風磨「Sexy Zoneはバカです!」
聡くんが先に号泣って言ってるし、マリウスくん本気で間違えたんでしょうか(笑)?そこに、
健人「みなさん元気ですか!」
唐突だな!と口々に突っ込む面々。
マリ「大阪の人たちは元気。キャーって言った後、絶対周りの人と、あの人かっこいいなーって話すよね(in神戸弁)」
と、手の甲を上に指をひらひらさせながら話すマリウスくんに
風磨「何その手?弾いてんの?映画泥棒?」
と両手をヒラヒラ。会場大ウケで、
風磨「こんくらい大爆笑とると、このまま帰りたいくらい!」
とご満悦でした。
映画「悪夢ちゃん」のあらすじ説明をするマリウスくん。
マリ「友達と…夢と…」
どういうこと?となる一同に、
マリ「生きてて…自信がつく」
と、ますますよく分からなくなる言葉を。
健人「マリウスは、イケメンな役だよな?」
と健人くんから助け舟が!マリウスくん、映画の宣伝文ぐらい考えとこう…。その後の風磨くんの藤ヶ谷くんと共演した自慢話には耳をふさいでました(笑)。
アンコールで聡マリがトロッコに乗っていたのですが、降りる間際にマリウスが聡くんを、そーっと壊れ物を扱うかのようにハグしてました。優しく、包み込むようなハグ!